すい臓がんの病気の進み方・悪化の仕方

すい臓がんの基礎知識

すい臓がんの病気の進み方・悪化の仕方

すい臓がんのガイド

すい臓がん病気の進み方・悪化の仕方について

 すい臓がんは悪性度が高く、進行が速いことで知られています。

特に9割を占める「浸潤性膵管がん」では、膵液を運ぶ「膵管」の上皮細胞から、あっというまに他の部位へと広がっていきます。

すい臓がんの浸潤の仕方

 上皮細胞とは、ある部位の「上皮組織」を形成する細胞です。表面を覆う細胞ともいえます。

すい臓がんに限らず、あらゆるがんは上皮細胞から発生することが多いのですが、多くの部位では上皮細胞の下に、粘膜下層や筋層、漿膜などの組織が重なっており、比較的ゆっくりと下のほうに浸潤していきます。

しかし膵管には、これらの組織がないため、あっというまに広がってしまうのです。つまり、粘膜の層が薄いのです。さらに、すい臓がタラコ程度の大きさであることも、他の部位への浸潤をより早めています。

すい臓のしくみすい臓は、十二指腸に近いほうから「膵頭部」「膵体部」「膵尾部」の3つに分かれますが、もっともがんが発生しやすいのは膵頭部になります。

すい臓の中には膵液を十二指腸に送る「膵管」が通っていますが、腫瘍によって膵管が狭くなると、膵液を十二指腸にうまく送れなくなるため、下痢腹痛といった消化不良を起こすようになります。

そして、がんがすい臓から外に出ると、近くを通る「胆管」が塞がれてしまい、中を通る胆汁の流れが悪くなって黄疸が表れることがあります。目が黄色くなる、尿が茶色っぽくなる、などの症状が代表的です。

さらに進行すると十二指腸まで圧迫され、食べ物が通れなくなって逆流し、嘔吐することもあります。

一方、膵体部や膵尾部では、がんができても胆管などから離れているため、症状が現れるまでに時間がかかります。

すい臓がんは最終的には遠隔転移する

 すい臓の周りには、血管やリンパ節、神経などが張り巡らされているため、がん細胞がこれらに乗って遠隔転移しやすいという特徴があります。

血流からいうと、肝臓がもっとも転移しやすい臓器ですが、他にもなどにもよく転移がみられます。

肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれることから、かなり病巣が広がらないと症状が出にくいのですが、肺の場合は頑固な咳や呼吸困難、骨なら病的骨折や痛み、脳では転移した部位によってめまいや嘔吐、言語障害などさまざまな症状が考えられます。

すい臓がんは、すい臓の小ささや周りを取り巻く環境などから、あっというまに転移しやすいがんの1つです。このような進行の速さが、「がんの王様」と呼ばれるゆえんです。

すい臓がん治療は数百万円かかることも

すい臓がんは先進医療に指定されている重粒子線治療や陽子線治療などの適用があり、1回300万円以上しますので特にがん保険の必要性が高いがんです。

がん保険はがんになってからでは加入できませんので治療費が心配な方は、がんになる前に一度資料請求をして検討してみるとよいでしょう。

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