すい臓がんの種類と特徴

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すい臓がん種類と特徴について、解説致します!

 すい臓がんは、発生した場所によっていくつかの種類に分類されますが、9割は膵管にできる「浸潤性膵管がん」です。進行が速く、悪性度が高いという特徴があります。

浸潤性膵管がんとは?

 すい臓は、膵液を作る「腺房」や、膵液を運ぶ「膵管」、そしてインスリンなどのホルモンを分泌する「ランゲルハンス島」など、さまざまな組織からできています。

がんは、いずれにも発生する可能性がありますが、もっとも多いのは膵管にできる「浸潤性膵管がん」です。

すい臓がんのほとんどを占めるがんで、すい臓がんといえば一般的にはこのタイプを指します。膵液を運ぶ膵管の上皮細胞から発生し、周りに浸潤していきます。

上皮細胞から発生するがんは、他の臓器でもよくみられますが、多くは上皮細胞の下に粘膜下層や筋層がつづいており、進行が比較的ゆっくりです。

しかし膵管の場合、それらの組織がないため、すぐに浸潤してしまいます。すい臓がんの進行が速いといわれるのは、まさにこのためです。

その他のすい臓がんの種類

 他のタイプは、全体の1割ですので稀ながんといえますが、以下のようなものがあります。

膵内分泌腫瘍

内分泌機能に関わる、ランゲルハンス島に発生するタイプです。膵管がんと比べると進行がゆっくりですが、抗がん剤が効きにくいという性質があります。

ちなみに、アップル社のCEOを務めていたスティーブ・ジョブズ氏の死因が、これだったといわれています。

膵管内乳糖粘液性腫瘍(IPMN)

膵管の上皮に発生する腫瘍ですが、「浸潤性膵管がん」と異なり、膵管の中で発育します。膵管内にできたポリープから、ドロドロした粘液が多量に分泌され、膵管を拡張させます。

予後の良いすい臓がん」と呼ばれ、かなり進行して膵管の外に広がっていない限り、ほぼ100パーセント完治できます。

粘液性嚢胞腫瘍(MCT)

粘液を含む嚢胞性の腫瘍で、悪性度の高いタイプです。しかし膵管がんと比べると、切除することで完治できる可能性は高いとされています。

腺房細胞癌

膵液を産生する「腺房」にできるがんです。稀なタイプではありますが、高齢層よりも若年層に多く、特に女性に好発します。ただし予後は良いがんです。

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