すい臓がんが再発・転移した場合の治療法

すい臓がんの治療法

すい臓がんが再発・転移した場合の治療法

すい臓がんのガイド

すい臓がん再発・転移した場合の治療法について

再発・転移 すい臓がんは悪性度が高く、局所再発や遠隔転移をしやすいことでも知られています。

手術を行えた場合であっても、9割近くの患者さんが3年以内に再発するともいわれるのです。

すい臓がんが再発・転移した場合の治療は、基本的に化学療法放射線療法になります。

すい臓がんが再発した場合の治療法

 再発とは、手術で取りきれなかったがん細胞がやがて大きくなり、再び病巣を形成することを指します。

元と同じ場所に再発する「局所再発」と、他の臓器に再発する「遠隔再発」があります。すい臓がんが再発しやすい部位としては、肝臓後腹膜が代表的です。

どんながんでも手術後に再発する可能性がありますが、特にすい臓周辺は内臓や血管、胆管などが複雑に入り組んでいるため、どんなに病巣を丁寧に摘出しても、医師にも気づかないほど小さながん細胞が散らばっていることがあるのです。

さらにすい臓はインスリンなどのホルモンを分泌する臓器でもありますので、血管を通して遠隔再発しやすいことも再発率の高さにつながっています。

一度再発すると、基本的に手術を行うことはできません。ほとんどは抗がん剤や放射線でがんの進行をできる限り食い止め、必要に応じて痛みなどの緩和ケアを行うことが一般的です。

またがんによって十二指腸が詰まってしまった場合は、胃と腸を直接つないで食事がとれるようにする「バイパス療法」や、チューブを使って十二指腸内を広げる「ステント療法」が行われることもあります。

すい臓がんが遠隔転移した場合の治療法

 すい臓がんは、再発時はもちろん、最初から遠隔転移した状態で発見されることも多いがんです。

特にすい臓がんの9割を占める「浸潤性膵管がん」は、病巣がまだ小さいうちから周囲に広がりやすく、中でもすい臓から出た血液が最初にたどり着く肝臓に転移しやすい性質があります。

遠隔転移が認められると、その時点で病期としては「ステージW」となり、既にがん細胞は血管やリンパの流れに乗って全身に回っていると考えられるため、手術はできません。つまり抗がん剤や放射線による治療が主になります。

完治させることは難しいのですが、免疫療法を実施している医療機関では、遠隔転移した患者さんでも腫瘍が消失したとの報告もあります。今後も、ますます有効な治療法を期待したいところです。

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