すい臓がんと「腹痛」「黄疸」

すい臓がんの症状

すい臓がんと「腹痛」「黄疸」

すい臓がんのガイド

すい臓がん腹痛・黄疸について、解説致します!

 すい臓がんは初期症状に乏しいがんですが、その中でも比較的多くの患者さんが自覚できるものが「腹痛」と「黄疸」です。

いずれも他の病気でも起こる症状ではありますが、念のためにすい臓の検査も受けるようにしましょう。

すい臓がんになると「腹痛」が起こる理由

 すい臓がんのほとんどは、消化液である膵液を運ぶ「膵管」から発生します。これが腫瘍によって圧迫されると膵液の流れが悪くなり、周囲のさまざまな部位を圧迫して痛みが出るようになるのです。

膵管がんの中でも6割以上を占める、十二指腸に近い「膵頭部がん」では、特に左上の腹痛がよくみられます。同じく左の背中に痛みを感じることもあります。

ただし、がんの発生部位によっては違う場所が痛む可能性もありますので、原因不明の腹痛にはすべて注意を払ったほうが良いでしょう。

腹痛は、わりと早期から自覚しやすい症状の1つであり、すい臓がんの初期症状の中でも4割近くの患者さんが訴えるというデータもあります。

しかし最初のころはすぐに治まりやすいことから、なかなか受診する人が少ないようです。やがてがんが進行すると、慢性的な腹痛へと発展していきます。

すい臓がんになると「黄疸」が起こる理由

 膵頭部がんでよくみられる症状の1つが、黄疸です。がんが膵管からはみ出して、胆汁を運ぶ「胆管」まで圧迫するようになると、胆汁の流れがとどこおって黄疸が現れます。

ただし、胆管から位置的に遠い膵体部や膵尾部にできたすい臓がんでは、黄疸がみられない、もしくはかなり進行してからやっと現れることがあります。

手足や白目の部分が黄色く濁ったり、尿がチョコレートのような濃い色になったりすることが特徴です。また胆管が塞がれることで、胆汁が十二指腸へ流れなくなると便が白っぽくなります。

このように目に見える変化がありますので、黄疸をきっかけとして病院に駆け込む人が多く、すい臓がんの発見につながりやすい症状の1つといえます。思い当たる人はかならず内科や消化器科を受診するようにしてください。

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