すい臓がんは遺伝するのか?

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すい臓がんは遺伝するのか?

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すい臓がん遺伝するのか?について、解説致します!

すい臓がんと遺伝 すい臓がん患者さんのうち、4〜8パーセント程度の人に、すい臓がんの家族歴があることが分かっています。

全体からみればごく一部ですし、すべてが遺伝子によるものとは言い切れませんが、ハイリスク群として定期的な検査を受けることが推奨されています。

家族性膵癌とは?

 家族の中でも、親や兄弟姉妹、子どもなどの「第1度近親者」に、すい臓がんをわずらった人が2人以上いる場合、「家族性膵癌」の家系と規定されています。

それ以外の人と比べると、すい臓がんの発症リスクは約2倍です。特に、50歳未満で発症した人がいる場合は、さらにリスクが上がるとされています。

欧米では、3人以上の家族に発症している場合、リスクは32倍にもなるというデータもあります。

すい臓がんに加え、遺伝性膵炎や家族性大腸ポリポーシス、遺伝性非ポリポーシス大腸がん、家族性乳がん・卵巣がん症候群などに当たる人も、すい臓がんの発症率が高まるといわれています。いわゆる「がん家系」です。

特に、原因不明の膵炎が2世代以上にわたって3人以上にみられる「遺伝性膵炎」は、すい臓がんの発症リスクを大いに高めることが分かっています。

家族性膵癌の家系の人向けに登録制度の開始も

 近年、遺伝子の解析が進む中で、すい臓がんに特異的な遺伝子が徐々に特定されるようになりました。

完全に特定されれば、スクリーニング検査のためのマーカーや、新しい治療法の開発に活用できることが期待されています。

家族性膵癌の家系に属する人では、異常に若い年齢で発症することもあるため、その他の人よりも早い時期からの定期検診が必要です。

日本の「膵臓学会」では、家族性膵癌の家系の人向けに登録制度を開始することを発表しました。実際の開始は、2013年の12月以降になる見込みです。

登録者は、がんの検査の一部を研究費で受けることができます。早期発見につながるのはもちろんのこと、集められたデータは、すい臓がんの治療法の開発に役立てられる予定です。

登録は、親や兄弟に1人でもすい臓がんの発症者がいれば可能ですが、詳細は実際に始まってから案内されるとのことです。該当する方は、ぜひ活用してみるとよいでしょう!

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